指揮者・・・ 鈴木明美 先生



石巻市出身。作曲家。 国立音楽大学ピアノ科卒業後、宮城県立高校教論。2005年退職。
高校教論時代には合唱部指揮者を務めた。
全日本合唱コンクール東北大会に15回、全国大会に1回出場。
また、作曲した約100曲の合唱曲の中から
「朝に」と「ゆあみする蛇」で二度の朝日作曲賞を受賞。 コンクール課題曲となる。
現在、「合唱団Piacere」「合唱団五月の薔薇」常任指揮者。
混声合唱団「グリーンウッドハーモニー」女声合唱団「六月の歌声」所属。


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■2007年3月1日発行

ピアノと女声のための連作合唱曲「薔薇の散策」
大手拓次 作詩
鈴木明美 作曲
カワイ出版
1500円(税込)
全23曲 演奏時間33分

36編から成る連詩「薔薇の散策」は、大手拓次が死の床に臥していた45歳の時に
書かれたものです。
・・・この完成度の高い美しい薔薇たちに遭遇した時、私は狂喜・感嘆し、何かに
取憑かれたかのように眠る時間も惜しんで詩を音にしていきました。
この組曲の前半は、元旦からの数日間で作られたものです。
今思うととても不思議な、興奮と幸福に満ちた時を体験しました。
(まえがきより)

■2010年12月1日発行

無伴奏女声合唱組曲「まぼろしの薔薇」
大手拓次 作詩
鈴木明美 作曲
カワイ出版
1000円(税込)
全8曲 演奏時間 約20分

・・・夢の中でしか届かない想い人への悲しいほどに美しくむなしい呼びかけ。
恋心を打ち明けることで生じるであろう軋轢から逃れて、詩人は、砦を築いて
自分だけの世界に閉じこもり、持てる言葉を尽くして薔薇を愛でる。
幽閉された薔薇は、かしずかれ崇拝され、ことばという光のヴェールを
いく重にもまとい、限りなく白く清らかになってゆく。
・・・音にのせたらこわれてしまうかもしれないのを承知で
誘惑に抗えずに八様の白ばらの合唱曲にしました。
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